春季コンベンション

1999年6月20日開催 レポート:緑城清正


開場

8:40。 近くのコンビニでコピーを終えた緑城は、徹夜バイト明けのM田君と遭遇。
警備室に行き、カードキーを受け取り、会場を開場。
少しすると、これもスタッフのTomb嬢到着。着々と準備進行……してるはず。


受付時間

9:00。 受付開始まであと30分あると思っていたら、関大の方々がご来場。
予想だにせぬ展開に、慌てる私。
おおよその参加者さんが早めの時間帯に到着。

そんな中、渡辺初号さんをはじめ、GM陣から人数について意見を頂く。
「参加者に比べて、マスターが多すぎるみたいだけどどうするの?」
「その時は、スタッフマスターを削ろうかと思っています」
「いや、それはまずいでしょう」

スタッフマスターはFar Roads to Lord(以下、Fローズと表記)とD&Dで、ゲストマスターはTORG*2、トラベラー
スタッフマスターを削ると、システムのバランスが悪いのは明らか。
選択肢を残す意味で、5卓全て紹介を行って、卓が立たないところのマスターにプレイヤー参加して頂くことになる。


開会式

10:00。 開会式開始。
思いっきり緊張しつつ、挨拶、ゲーム紹介、注意事項をこなしていくのですが、段取りが悪いのは明らか。
ゲーム選択と注意事項の順番を参加者の前で如何しようかなんて言うものではないです。
で、遅刻してこられた方々に状況を説明して、抽選開始。この辺も、もたつきがありました。

今回、希望用紙制を使ったのですが、挙手制を使ったほうが早かったのではという意見もありました。
あと、希望調査用紙と間違えて、アンケート用紙をパンフに挟みこんでいたというアクシデントが多発したため、
パンフの配りなおしに時間がかかったということもありますが。

それと、卓位置を予め決めておくべきでした。これも失策。
この辺の失策続きで、ただでさえ貴重な時間を浪費してしまったのは大きな痛手でした。


プレイの様子

「Far Roads to Lord(GM:緑城)」「TORG(GM:Yuhoさん)」「TORG(GM:渡辺初号さん)」「D&D(GM:M田)」の4卓が成立。
トラベラーのマスターには、申し訳ないがD&Dに回っていただいた。
これでプレイヤー数は、Fローズ:5、TORG(Yuhoさん):5、TORG(渡辺さん):3、D&D:3となる。
まあ、人数配分がうまくいったのは、そもそもそのために希望調査用紙を使ったので、当然と言えば当然。

そしてプレイヤーが移動、ゲーム開始。
緑城はGMをやっていたので、他の卓の状況を把握する余裕が無かったのだが、それでも見えた/聞こえた範囲で書いてみる。
YuhoさんのTORGは、すぐにカードプレイしている様が見られた。
まあ、TORGはテンプレート式だから、キャラメイクは早く終わる。
渡辺さんのTORGは、テンプレートシートを自作したこともあり、こちらもすんなり始まったようだ。
D&Dは今回プレロールドなので、キャラクター設定の確認などが終わればこちらもすぐにプレイに入れる。

緑城のFローズだけが、キャラメイクに延々と時間がかかっている。
もともとそう言うゲームなのであるが、 緑城は密かにこのゲームを選んだことを後悔していた。

さて、昼食。やっぱりコンビニが遠い。この辺も次回以降の課題。
実は、関西大さんに倣って弁当一括購入をやろうかと思ったのだが、
スタッフの頭数が足りないので断念したのである。

そして4時。 渡辺さんのTORGは既に終了。しかし、あと3卓はプレイ中。
当初の予定からは巻きに巻いて(パワーバランスを調整し損ねたこともあるが)、緑城のFローズも4:20には何とか終了。
最後はほぼ観戦モードだったのは、頂けなかった。
もう少しすると、D&Dも終了。
YuhoさんのTORGにだけは、強烈に巻きを入れる結果となってしまった。申し訳ない。


撤収

閉会式は、さしあたって何事もなく終わり、撤収。
とりあえず、机の整理を参加者にさせることなく済むスタッフ数は必要だよな、ってことで。
やっぱり、ドタバタが残ってしまった。

会場から出る途中、様々な苦言を頂く。
準備時間が短すぎたこと、提示した定員の少なさに引いてしまった人がいただろうことなど。
「最初やからまだいいけど、次回もこんなやったら、次はないと思いや」
…う、心しておきます。


二次会

「二次会に行く」と言いながら、店の見当もつけてなかったのは明らかに私の失策。
また、移動方針についても明確に打ち出しておかなかったので、
みやこめっせ前と東山二条のバス停で暑い中立ち止まらせてしまって、これも申し訳ない。
結局、四条河原町集合と言うことにする。

ここで、「バスの表示が分かりづらかった」という意見を頂く。
普通は「**番」であって、「**系統」ではないから、京都駅についてから混乱してしまったとのこと。
京都以外では全然バスを使わない緑城にとって、これは盲点でした。
「番」も「系統」も意味は同じだと思うんですが、よそからの人には混乱を招いたようで。
この辺も、どうにかしなくてはなりません。次回宣伝時には、考えないと。

途中、「酔心」に電話して予約が取れたのだが、
場所の確認を忘れていたために、四条河原町でまたも皆を待たせてしまう。
10分ぐらいかかって、何とか場所がわかったので移動。
店の前に着くと「酔心なのーぉ?」 不満そうな声が上がる。
うう、すみません。立命近辺で飲み屋と言えば真っ先に思いつくのがここだったので。
次回までに店を研究しておきます。

さて、中に入ると、席によってディープなTRPG話と全くTRPGに関係ない話とで国境線が出来ていました。
楽しんでもらえたみたいだからいいんですけど、この辺も改善の余地ありですな。席位置を後悔した人もいましたし。

で、最後に自己紹介を行って(何故かみんなコロッと忘れていた)、二次会は終了。

そうそう、気を配ってくださった方のおかげで、一人あたりの金額が1500円で済んだことを追記しておきます。


三次会

参加者6名。カラオケで熱唱。以上。

何と言うか、こう、緑城の失策が目立ったコンベンションになってしまいました。
高校時代に開催経験があったので、どうにかなるかと思っていたんですが、
圧倒的な時間不足とスタッフの質量の差が明暗を分けたように思います。
次回は、もっとましな運営にするべく努力いたしますので、何卒よろしくお願いいたします。

まあでも、二次会に多数の御参加を頂けたので、
参加者の皆様にはコンベンションを楽しんでいただけたのかなと思い、ほっとしました。


アンケート総括

当日とったアンケートの総括です。

・会場について
会場自体にはいい評価がついていたのですが、時間設定、参加費共に芳しくない評価でした。
やはり500円で、10時〜5時と言うのは辛かったようです。
次回は、参加費/時間共にどうにかなる会場を考えていますが、その分設備レベル/音問題については辛くなりそうです。
あと、会場までの時間も最低30分、60分がザラと言う状況はどうにかしなくてはいけませんね。
ま、全てを満たす会場は、そうそう存在しないので何処を見切っていくかですね。

・運営などについて
評価は人によって分かれました。最悪から最高まで様々。
コンベンション慣れされている方が、ふがいない運営に厳しい評価をつける傾向にあるようです。
まあ、当然と言えば当然でしょう。
次回は、より多くの人に最高の評価を頂けるよう、がんばります。

・当日のゲームについて
渡辺さんのTORG、YuhoさんのTORG、M田君のD&Dは概ね評価が良かったのですが、
緑城のFローズだけ平均して普通と言った評価でした。
これはもう、緑城自身の精進あるのみです。




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